gifu エキナカ アート フェスタ
2014年7月12日ー27日にactive gにて開催された「gifu エキナカ アートフェスタ」(→アートフェスタチラシ)のワークショップの企画を担当いたしました。
愛知県立芸術大学・彫刻専攻准教授 森北伸 氏と東京藝術大学・彫刻科准教授 大巻伸嗣 氏による現代美術のワークショップを二日間に渡り行いました。
7月20日(日)森北伸ワークショップ『ヤジロベエの家』
可愛らしさと可笑しみを備えた日本の伝統的な玩具「ヤジロベエ」。 銅板と針金をカットしヤジロベエを作り、ヤジロベエの住む家(土台)を木材を加工して制作しました。家に着色をし、ヤジロベエにも色を塗る方など、皆さん思い思いの形や色でどこか不思議で懐かしい世界を作り上げていました。
影や動きも面白く、皆さん完成後に他の方の作品にも興味津々となったワークショップでした。
森北伸(愛知県立芸術大学 彫刻専攻 准教授) 1969年愛知県生まれ。岐阜県多治見市在住。愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻を卒業後、現代美術の分野から彫刻の新しい表現を追及し続けている。2008年 第14回石田財団芸術奨励賞、2009年 愛知県芸術文化奨励 文化新人賞、名古屋市芸術賞 芸術奨励賞 受賞。
7月21日(月・祝) 大巻伸嗣ワークショップ『芸術家のうんこ』
参加者の皆さんはまず板状にした粘土を渡され、この粘土で器を作ってください、と言われました。
そしてボウルを利用した型を使い、器状にしていきました。
それからそれを一人ずつ壁に投げて破壊。
その後、その形から造形や着色を行い、「芸術家のうんこ」と題した作品を制作しました。
それらは後日焼成して、館内に展示し、その後参加者の皆さんの元へ。
想像と破壊、いつもとは違う制作のアプローチに歓声が絶えないワークショップでした。
大巻伸嗣(東京藝術大学 彫刻科 准教授) 1971年岐阜県生まれ。東京都在住。「トーキョーワンダーウォール2000」に入選以来、数多くの美術展覧会に出展。展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品やパブリックアートを発表している。